
浦田一輝(デア)
アーティスト,デア
1999年,千葉出身,日本
東京,川崎にて在住で活動
Contact: jaxakazu2015@gmail.com
ステートメント&バイオグラフィ
2025年、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)修了。現在は同大学大学院に研究員として所属し、東京・神奈川を拠点に制作している。
デアは、生物やロボット、人間の精神が持つ「有機と無機」の境界を辿りながら、人為的に非日常環境を構築し、相反する概念を揺さぶることで、人々の価値観に問いを投げかける実践を続けている。スペキュラディヴデザイン、メディアアート、現代アートの枠組みを横断し、人・モノ・制度の間にあるプロトコルの再設計を通じて、「成長とは何か」「生命とは何か」「現実とは何か」といった根源的な問いを、機械的な装置やパフォーマンスによって可視化している。
近年発表した《Bio<im>possible》では、幼少期に親しんだ携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の記憶を起点に、思い出の可変性に焦点を当てた。無機物に生物的な“変態”を想起させる運動を与えることで、アイデンティティの変容、さらには使用者とモノの「生まれ変わり」を表現している。
展示歴としては、日本各地の“ものづくり”が集うイベント「Maker Faire Tokyo 2024」への出展がある。加えて、個人の作家活動と並行してSNSでの発信にも積極的である。映像の“感覚的拡散性”を活かすメディアとしてYouTubeで映像作品やパフォーマンスを公開し、文章の“論理的収束性”を活かすメディアとしてnoteに思想批評や社会構造に関する文章を投稿している。これらとは別に、純粋なYouTubeクリエイター/note執筆者としての活動も展開している。
学歴
2025年〜現在
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 研究員
2025年
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 修了
2023年
中央大学 先進理工学部精密機械工学科 卒業
主な展覧会
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 研究員
2025年
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 修了
2023年
中央大学 先進理工学部精密機械工学科 卒業
主な展覧会
2024
『Maker Faire Tokyo 2024』東京ビックサイト(作品出展、東京)
『日本テレビ 汐留サマースクール』(作品出展、東京)
『情報処理学会 インタラクション2024』 (東京)
2023
『Maker Faire Tokyo 2023』東京ビックサイト(作品出展、東京)
論文
2025
浦田一輝,山岡潤一,「生物の孵化を模倣したパッケージデザイン手法の研究」,修士論文,慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
2024
浦田一輝,山岡潤一,「生物の羽化を模倣したモノと共存するためのデザイン」,インタラクション2024論文集,現地発表
2023
浦田一輝,新妻実保子,「自閉症スペクトラム,認知症患者への社会支援に向けたVirtual-PetAssistedActivityの改良」,卒業論文,中央大学理工学部精密機械工学科